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アセルカデ
よみもの
何かしなくちゃ。〇〇さんの奥さんでは死ねない。漠然と思っていました。
普段、冷凍庫にある、完熟柿を入れたカレーを作っていたのですが、世間ではそうでは無いらしい。
「もったいない」を何とかしたい。それだけはいつも頭にあって、「美味しいもの」も大好き。
しかし主婦なので大博打は出来ません。
いろんな方との出会いで店が借りれたり、学校に入れたり。運だけは良かったと思います。
しかし3か月後、店を出て行かなくてはならなくなったり。その後、急に貸してもらえる所が見つかったり。
それと同時に、母の体調が日に日に悪くなり、家族に笑顔がなくなりました。
躁鬱を繰り返す母に家族は振り回され、毎日のようにトラブルも起こります。
もう本が書けるくらい色々ありました。
今だから笑って話せますがその当時はいつも泣いていました。
そんな時期、ホテルのラウンジでいつも話を聞いくれた親子ほど年の離れたTさん。お元気ですか?
週1回、学校に行って生徒のみんなが楽しみにしてくれて日に日に並んでくれる数が増えるのが楽しくて
いろんなイベントを考えたり。
あれからコロナがあって色んな波に飲み込まれ、それでも意地だけでやっていますが、少しずつ形にして新たなステージに向かわないといけないと思っています。しゃべるのが好きで口だけで生きているような私ですが
声をかけると遠くからでも駆けつけてくれる友達。
25年前は一緒にゴスペルを歌っていたのが今では鍋とお玉持って動画に付き合ってくれて。本当に感謝しています。
一緒に楽しいことしたい人、美味しいものが好きな人、やさしい人ともっと繋がれますように
店主 小林理果
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